毎月の返済がより楽なカードローンはありますか？

カードローンといえばリボルビング払いでどんなに借りても月々の返済が一定になり、安定した定期収入が有る人の場合には大変返済しやすくなっています。貸す方の金融機関も安定的に返済されていくので返済方法としては安心できるものです。しかしアラリーマンのように毎月毎月一定収入が有れば返済計画も立てやすくなって良い方法と言えるのですが、パートやアルバイト或は自営業者の様に収入が安定していない人にとっては、あまり返しやすくは感じません。

自営業者の場合
そこで自営業者の場合を例に考えてみましょう。自営業者は何らかの事業を自分で行って生計を立てていますが、多くの事業は季節的な変動が有って利益の上がる時期が有ったり、じっと我慢の時期が有ったりを繰り返しています。このため毎月毎月同じ額の返済を迫られると言うのは実は返済しにくいのです。利益が上がっていればよいですが、利益が殆どでないような時期の返済は下手をすると支払えなくなってしまう事も有るのです。

自営業者の返済方法
そこで自営業者の返済方法として、リボルビング払いを利用するとしても月々の支払額は出来るだけ少額に設定しておき、利益が上がる時期には、随時返済などを利用して大きく返済すると言うような返済方法を行えば、サラリーマンよりも月々の返済金額は小さくなりますが、うまくすれば同じ程度の期間で返済することは可能になると思われます。この方法を利用する場合には出来るだけ利息が少なくなるように随時返済をうまく使うのが上手な利用法と言えるでしょう。

自営業者向けのカードローン
しかし世の中は広いもので、リボルビング払いがサラリーマン向けとすればまさに自営業者向けの返済方法を持つカードローンを提供している金融機関も有ります。そのカードローンには月々の定期返済が有りません。随時返済のみの返済方法です。したがってこの方法を使えば利益の上がる時期にこの随時返済を使って返済し、利益が上がらない時期には返済しなくて良いのです。利息的には少しづつ元本が減っていく訳ではないので不利ですが、自営業者には返しやすいのではないでしょうか。

自分向きの返済方法を考えてみよう
この方法は収入の少ないサラリーマンでも利用できます。月々の収入は生活ギリギリで返済に回せるお金は無いけれども、年に２度は賞与が入るので返済に回せるお金が有ると言う時もその２度の賞与で随時返済を行えば返済は可能です。ただし賞与が出ればの話ですが。この他にも自分の収入の状況に合わせて上手くリボルビング払いと随時払いを組み合わせれば自分なりの楽な返済方法にすることが出来るのではないかと考えられます。

返済が苦しい時は借りないのが原則
ただしどんなに楽に返済する方法があったとしても返済しない方が楽に決っています。特に返済が苦しくなると分かっているのであればお金を借りるのではなくて、節約の知恵を絞る方を選んだ方が無難です。生活費が足りないのであれば生活水準が収入に対して高すぎるわけですから、全面的に見直す必要が有ります。節約してもどうしても生活できないのであればそれはもう生活保護が必要なのではないでしょうか。一度役所に行って相談してみることも考えてみましょう。